PH値10.1の強アルカリ美肌温泉と、由緒ある鉄泉の井戸水
閑静な山の空気に包まれて、いい湯と風情にしっぽりつかる
お肌つるつるのゆったり露天風呂と、落ち着いた内湯
広い露天エリアには、石造りのゆったりとした湯船が並ぶ。
井戸水の「金の湯」を使用した浴槽は、41度の設定でしっかり温まる。周囲に並ぶ浴槽は「白金(はっきん)の湯」を用いて、主に37〜38度の長湯設定。男湯と女湯で、それぞれに「芍薬・牡丹・百合」「信長・秀吉・家康」と凝った名前がつき、「気長な家康は寝湯」など、特徴を合わせたネーミングがユニーク。
露天で使われる白金の湯は、湯の花が浮く強アルカリ単純泉。あっという間に肌がつるつるになる。合間にひと休みできる板張りの休み処は、中央を庭木が貫き、ワイルドな雰囲気が楽しめる。
内湯には「金の湯」が使われ、肩までつかるとほのかな金属臭が漂う。小さめの窓と抑えた明るさが、古い温泉宿のよう。水栓は男湯13、女湯19、女湯の間仕切りつきに配慮を感じる。
個性豊か、雰囲気のある貸切温泉が大人気
露天風呂つきの貸切個室は、 「雲隠(8畳)」「楽恋房(6畳)」「朝凪(11畳)」「夕凪(11畳)」の4部屋で、2時間3,150円〜。「夕凪」のみお風呂がないが、それ以外はすべて露天風呂つき。
「雲隠」「楽恋房」は純和風、「朝凪」は洋のテイストを取り入れたロッジ風のスタイリッシュな室内で、それぞれ小さな和風庭園と露天風呂が付属している。浴槽の据えられたデッキも、もうひとりくつろげるほどの広さがあり、なんとも贅沢なつくりだ。枡形の浴槽や壷湯など、湯船の造形も可愛らしい。
お湯は「金の湯」掛け流しで、じゃぶじゃぶ使える。
オムツの子は露天や内湯の浴槽に入れないため、貸切風呂でのんびりする家族連れも多いそう。室内から食事やマッサージもお願いできる。1週間前からぼちぼち予約が埋まってしまうほどの人気を誇るので、確実に抑えておきたいなら、早めの電話予約を。
サウナはロウリュ実施の本格派、岩盤浴も2箇所あり
内湯にあるサウナでは、朝10時から夜10時まで1時間ごとに、ロウリュを実施している。ロウリュとはサウナストーンに水をかけて、加湿する仕組みで近頃日本でも大人気。窓から露天風呂の風景が見える明るいサウナの中で、アロマ水を使って蒸気をたっぷり上げ、専門スタッフがあおいで熱風を送る。アロマもラベンター、ミント、ユーカリ、ヒノキなど、時間ごとに変わるから、1日に何度体験しても楽しめる。
人気の岩盤浴は、男女供用の「瓦黄房」と、女性専用の「暖欒」の2部屋が用意されている。付属の木の枕が快適で、使用ごとにクリーニングされているため、いつも気持ちよく使える。女性用の「暖欒」は、光量を落とした静かで落ち着けるスペース。20分ごとの入れ替え制だが、その20分の間に寝入ってしまうほど心地良い。ドアを出てすぐの場所に給水機があり、手早く給水できるのもありがたい。
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姫湯(女湯)の露天風呂
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姫湯でイチオシ、白金の湯使用
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姫湯の露天、金の湯使用の芍薬
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姫湯露天の休み処
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露天の木の枕でくつろぐ
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姫湯の内風呂、金の湯使用
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姫湯の内湯にある休み処
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姫湯の水風呂
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ひしゃくでかけ湯をする
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洗い場には仕切り付き
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殿湯の露天風呂
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殿湯の露天、白金の湯使用
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殿湯の露天風呂
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ロウリュが行われるサウナ
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サウナの入口にはメガネ置きあり
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個室「雲隠」の室内
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回廊奥にある足湯「道草」
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個室「朝凪」の室内
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個室「朝凪」の露天風呂
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個室「朝凪」のアメニティ
床から椅子、洗面台まで、木をふんだんに使ったロッカールーム
純和風なライティングも優しい、癒しムードの着替え処
館内同様、脱衣所の内装も和風にこだわったつくり。磨き上げられた床の光沢が美しい。
容量大きめサイズもあるロッカーの数は、女湯180、男湯140。鏡の数やサイズも女性側がやや多く、大きめ。
中に冷水機もあるが、すぐ外に用意された牛乳の自販機に注目。ハーゲンダッツなどに原料を卸していることで知られるタカナシの商品が入っている。
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下の段が大きめロッカー
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ドライヤーは譲り合って使用を
中庭を囲む回廊に、ベンチが点々、ドリンク類の持ち出しも可
横になりたいなら、ごろ寝専用の畳スペースでのんびりと
湯上りにちょっと涼むなら、中庭を囲む長い渡り廊下のそこかしこに設けられた、木製ベンチやチェアが最適。春夏秋冬、彩りを変える庭の風景を、回廊のデッキチェアでビール片手に楽しむ常連客も少なくない。ただし喫煙所を兼ねているので、嫌煙家は注意。
横になりたいなら、お休み処「一休」や、うたた寝処「はなれ雲」へ。「一休」は40畳のスペースの奥側3分の1が女性専用スペースになっている。常備された籐の枕が心地良い。
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ごろ寝できるスペース
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中庭に沿って回廊が続く
庭の風景もご馳走、味から雰囲気までこだわった食事を楽しむ
スケジュールを合わせて、生演奏つきのカフェバーに出向いてみても
レストラン「楽膳」は、テーブル20席、座敷約50席のお食事処。窓の外には山の木々がそよぐ中庭が見渡せる。
人気の御膳メニュー1,500〜1,800円を中心に、品揃えは多彩。施設オリジナルのシンプルな器が随時用いられ、食事に風情を添える。
Cafe&Bar「花音(かのん)」は、大きな暖炉のある、落ち着いた雰囲気のカフェバー。その名の通り音楽がテーマのひとつで、月に3〜4回はバイオリンとピアノの演奏会が催される。
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「楽膳」から庭を眺めて食事
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蕎麦御膳1,590円
レストランで味と使い心地に納得! ホルモンのたれと食器が一番人気
地元産・施設オリジナルの、魅力的なお土産が勢ぞろい
フロント前の売店では、バスグッズとともに、地元産や施設オリジナルの商品が並ぶ。
一番人気は、館内レストランの料理に使われている「ホルモン秘伝のたれ」350g800円。同レストランの器類も、問い合わせが多かったため売店に並ぶようなったが、実はこれらの器は、温泉掘削時の土を30%混ぜて作った、まさにここだけの一品だ。
甘党の方は、黒糖まんじゅう8個入り850円や、直径15センチほどの小川大まんじゅう600円をどうぞ。
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地元の特産品に注目
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たれは甘口と辛口をご用意
アカスリ、手もみの定番メニューに加えて
アロマトリートメントやネイルサロンなど、女性に嬉しいサービスあり
内湯にアカスリがあるほか、木の回廊の一角にはヒーリングサービスを集めた一角があり、手もみ処を中心に利用者も多い。
女性専用のアロマトリートメント「香來」はフェイシャルディープクレンジング15分1500円。手軽なリラクゼーションから全身エステまでをお願いできる。
ネイルサロン「いろ花」は、手のベーシックなお手入れ30分2,100円。待ち時間があったら、お隣の足湯「道草」で心を揉みほぐそう。
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男性にも人気の手もみ
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ネイルサロンで指先までピカピカ
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男湯の脱衣所
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女湯脱衣所のアメニティグッズ
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牛乳の自販はタカナシ乳業
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うたたね処「はなれ雲」
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5分100円のフットマッサージ
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お休み処そばにも自販あり
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「百圓按摩」でくつろぐ
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内湯にアカスリあり
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アロマトリートメントの室内
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「楽膳」テーブル席
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「楽膳」お座敷席
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瓦を模したお皿は、人気のお土産
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ドリンクバーで気軽に飲み物を
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回廊途中にもお休み処あり
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中庭を眺めるデッキチェア
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回廊のベンチに置かれた灰皿
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長い廊下が庭を巡る
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温かな雰囲気の「花音」
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「花音」のウインドウ
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施設の由緒たる井戸水
中庭の豊かな緑の風景と、お肌つるつるの泉質が自慢
ピークを避けて、ムーディな夜間のご利用がオススメです
「白金の湯」は全国でも有数の強アルカリ単純泉です。露天風呂の浴槽をお試しください。
「金の湯」はミネラル豊富な井戸水。稀に金の湯の浴槽を使って、変わり湯も行っております。家族連れからカップルまで、幅広い層のお客様にお越しいただいています。
お客様が非常に多い場合、館内でゆっくりとおくつろぎいただくために、入館制限を行うこともございます。土日終日と、平日の昼がお客様の多い時間帯ですが、ピーク時には30分から2時間の待ち時間をいただくこともままあります。待ち時間なくご入館されたうえで、しかもゆったりとご利用いただける時間帯としては、平日の夜がお薦めです。18時以降は大人・子供共に夜間割引料金となりますので、ぜひご利用ください。
施設の特色のひとつといえる中庭と周囲の回廊も、夜は足許からほんのりとライトアップされて、幻想的な雰囲気ですよ。